クラシックギタリストに必須の足台。
これまで散々色々なものを試してきましたが、良いものを発見したので報告します。
K&M、14640です。
アルミとプラスチックを組み合わせたハイブリッド機種です。
アルミ製は性質上曲がりやすくこれまで何本も駄目にしてきたのこともあり近年は避けてきたのですが、この製品は違うようです。
アルミの足部分はもちろん、プラの足台部分もかなり肉厚です。
足台部分は約20cmですが、30cm近くある自分の足でも問題なさそうです(欲を言えば25cmくらいだと理想的ですが…)。
メリットはたくさんあります。
とにかく軽いです。310g。そしてギターのギグバッグに横向きに入ることも大注目です(実はこれがなかなかないんです。縦長の足台をギグバッグに縦に入れると移動中暴れて仕方ないんです)。
そしてセットしたとき地面と平行であり、また最低高が10.5cmと低いことは大変ポイントが高いです。
これも非常に珍しい仕様です。
足先のゴムは交換しました。
最近気づいたのですが足台の軋みは本体ではなくゴム部分と床の相性の場合が多い、ということでした。
4本の足と床との摩擦係数が高すぎると本体の若干のしなりで却って軋んでしまうのです。
もともとついていたものはプラスチック製で滑りがよいので軋みはないのですが、安定性にかけました。
そこで自分は後ろ足は滑りにくいHERCULES FS100Bのゴム、前足は滑りやすくより設置面の広いK&M 14670Bのゴムに換装してみました。
しばらくこれで様子を見ようと思います。
さて、長々と書きましたが…
結局のところ最強なのはこいつです。
以前2×4で何個か自作したものです。
そもそも、高ささえ決まっていれば一体型の固定式が最も安定することは言うまでもありません。
可動部分がないので軋みは皆無です。
剛性は半端じゃないです。両足で乗っても大丈夫です!
欠点は多少重いこと、デカいこと、そして何より少し恥ずかしいことです。
現場で「こいつ何やってんだよ…」的なプレッシャーに打ち勝てる者だけがこいつを使いこなせるでしょう。
という、マジでどうでも良い日記でした。