アクアリウムについて

自分はかつて町屋の日本水族館でアルバイトをし、ドイツの熱帯魚器具メーカーTetra社に新卒採用の資料請求をするほどアクアリウムを愛しておりました。

小さな水槽の世界はまさしくファンタジー。
といいながらも、実際にそこに住むのは命を持った生命体であり、ファンタジーなどという幻想的な言葉で済まされない現実世界そのものです。
そんな畏敬の念もあり長いことアクアリウムから離れておりました。
が、ここに来てアクアリウム愛が再燃してしまったのです。
まさにthat old feeling。

しかし大人になった自分です。
もちろん人間本位ではありますが、自分なりに生体への最大限の尊敬に基づき、アクアリウムを構築してみました。

多孔質のソイルを底砂に、アクを充分に抜きまくった流木をレイアウトしウィローモスを付着させました。
さらに水中の酸素濃度をあげるため、水面にはアマゾンフロッグピット。
主な採光はLEDですが、モリモリ元気に育っております。

そして近所の田んぼで捕まえてきたヒメタニシ。
近年は水草から稲まで食べまくる外来種のジャンボタニシが増えておりまして、幼体だと見分けが難しいです。
ヒメタニシはジャンボタニシ等他のスネール類と異なり卵胎生ですので、稚貝を直接産みます。
すでに稚貝が複数見られますのでヒメタニシのようです。ほっとしました。

ヒメタニシの水質浄化能力は非常に高いです。
苔取りはもちろん、濾過摂食といってエラから水を取り込んで余計な養分を食べてくれます。
立ち上げて数週間経ちましたが、おかげさまでフィルター無しで水はピカピカです。

主役のメダカ二匹は庭のビオトープから引っ越してきました。
とても元気に泳いでおります。本日稚魚も確認出来ました。

というわけで、今週末はAnn Sallyさんのサポートで関西へ参ります。

6/10 “雨宿りには音楽を2023″@ 琵琶湖
6/11 “紫明会館コンサート”@ 京都(残席僅少)

アンさんと久しぶりのDUO編成、とても楽しみです!

皆さま会場で会いましょう。

小池龍平

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