魅惑の街、吉祥寺にて

僕は30代以降、かなりの頻度で吉祥寺に訪れております。
と言いますのもbonobosとLITTLE TEMPOの常スタジオがあったから。
週の半分近くを吉祥寺で過ごすのもざらでした。

つい先日そんな吉祥寺でLITTLE TEMPOのかなり遅い新年会を開催しました。ちなみにこれまでもリトテンの新年会は吉祥寺です。
バンド新年飲みは当然の如く盛り上がりまくりまして、笑いあり涙ありの充実の半日でした。


TICO & BIGBIRD。尊敬する二人。

さて皆さま、今更ですがLITTLE TEMPOはお好きですか?
僕は早稲田大学在学中に大教室でのLITTLE TEMPOの乱痴気パーティを目撃して以来、心の拠り所と言っても過言ではないほど愛してきたサウンドであります。
昨日もメンバーにしつこく話しましたが、こんなサウンドは世界中ないです!

RON RIDDIM。99年発なので、24年前!

なんせ、音が良いです。ずっと。
メンバーの雑食性、多様性もさることながら常にエンジニアとして今やアジア最強の内田直之氏がサウンドメイクをしていることが大きいと思います。皆さま内田さんのインタビューは読まれましたか?
https://www.newdubhall.com/interview/naoyukiuchida/
大変にドラマチックな人生です。

そんなバンドのメンバーになれたのですから、自分は本当に幸せ者です。なんせ僕以外のメンバーのともに過ごしてきた時間が異常に長い(30年以上?)なので、飲みのたびに初聞きの面白ネタが飛び出します。最高にカッコいい、粋なアニキたちなのでございます。


まずは一軒目了。

このあと、当然のようにハモニカ横丁に流れ込み。
ひたすら酒を飲みまくる昭和スタイルのコミュニケーションをこよなく愛する僕です。終電ギリギリまで飲んでやろうと杯を仰ぐと、突然ギターを持った男が階段を上がってくるではありませんか。
あれ、もしかして…?


福ちゃんでした。ギタリストの福澤和也くん。これまで中山うりちゃんバンドで端正でキレのある演奏を何度も聴かせてくれました。
随分前に話したとき各地で「流し」をやっているとは聞いておりましたがまさかこのタイミングとは。奇跡的な邂逅でした。
音楽好きでたまらない親父たちですから、たくさんリクエストしました。
ギタリストは数多くあれど、福ちゃんは本当にあらゆるスタイルを見事に弾きこなす天才だと思います。
無茶ぶりに応えていただき、大変美味しいお酒となりました。福ちゃん、ありがとう。
また現場で会える日を楽しみにしております。

さて家が遠い組の内田さんと僕は後ろ髪を引かれながら帰路につきましたが、ハモニカ横丁からホームまでの数分間すらが惜しいほど、話が尽きない夜でした。
街には活気が戻っていたように思います。
僕はやはり対面のコミュニケーションが好きなのだと再確認しました。
そして、田舎も好きですがこんな出会いが日々起こっているであろう都会は良いなぁ、と少し羨ましく思った一日でもありました。

さて、5月には地元流山スターツおおたかの森ホールにて、カフェアンティグア20周年コンサートがあります。
畠山美由紀×小池龍平×内田直之という全世界初のセッション、超熱い企画です!
是非こちらもご来場ください♡

Cafe & Gallery ANTIGUA 20周年記念コンサート開催のお知らせ

2 thoughts on “魅惑の街、吉祥寺にて

  1. 福澤さんだ!!彼の弾くギターより小ぶりな楽器…名前何ていったかな…が大好き!
    いいなぁ…リトテンも福澤さんにも会えちゃう都会。

    1. ゆりさま、コメントありがとうございます。
      福ちゃんご存知でしたか。ミステリアスな男ですよね。
      ギターより小さいというと…カヴァキーニョかな?
      にしても都会ってすごいですよね。

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